昆明市は雲南省の省都であり、中国の省会都市の中でも民族多様性が比較的高い都市です。以下に主な特徴をまとめます。
人口構成
2020年の第7回全国人口普查によると、昆明市の常住人口は約846万人です。そのうち、
- 漢族が約84.7%(約717万人)
- 少数民族が約15.3%(約129万人)
を占めています。雲南省全体では少数民族が約33%を占めるのに比べると漢族の割合が高いですが、それでも省会都市としては少数民族の比率が目立ちます。近年は少数民族の割合がやや上昇傾向にあります。
主な少数民族
昆明に住む少数民族は50以上の民族に及びますが、人口の多いものは次の通りです。
| 民族 | 人口 | 割合 |
|---|---|---|
| 彝族(イ族) | 約59万人 | 約7.0% |
| 回族 | 約19万人 | 約2.2% |
| 白族 | 約14万人 | 約1.6% |
| 苗族 | 約8万人 | 約1.0% |
| 哈尼族 | 約6万人 | 約0.7% |
| 壮族・傣族・傈僳族・納西族など | それぞれ数万人 | 各1%未満 |
彝族が最も多く、回族・白族が続きます。石林彝族自治県、禄勧彝族苗族自治県、尋甸回族彝族自治県など、3つの自治県を抱えている点も特徴です。
特徴と分布
- 大分散・小集中の居住パターンが一般的です。市内では各民族が混住し、郊外や山間部では彝族・苗族などが比較的まとまって暮らしています。
- 回族は歴史的に商業に関わり、都市部に比較的多く見られます。
- 雲南省全体の少数民族文化が集まってくるハブ的な役割を果たしており、民族村や各種祭事を通じて多様性を体感しやすい環境です。
総じて、昆明は漢族が多数を占めつつも、雲南らしい多民族の雰囲気を色濃く残した都市と言えます。



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